子どもは勝手に育つ
今日は何だかダメだった。
3校時の4年生の理科。
テストなんて知らなかったよ。
テストは基本的に何もできないから、教室の隅で一人ただただ立ってるだけ…。
何のためにいるんだ?
4校時の2年生の音楽。
情緒の支援の子は今日はいつもより落ち着かない。
6年生を送る会の練習。
椅子に座ってずっと本を読んでいた。
私がいろいろ話をしたけど、ほぼ反応はなし。
何のためにいるんだ?
この「何のためにいるんだ?」が日々積み重なっていく。
確かに楽しい時間もあったのに、昨日はあんな頑張ってたのに、たった1つ上手くいかなくなると「何のためにいるんだ?」で心が支配される。
何のために?支援員になった?
先生でも何でもない、自分がいる意味とは?
何のため?
「子どもは勝手に育つので」
その言葉はかなり昔、期間採用教員として始めて採用されて死ぬほど緊張していた頃に学年主任の先生に言われた言葉だった。
「先生そんなに心配しなくても大丈夫。いろいろあるかもしれないけど、知らないうちに子どもは勝手に育つので。」
子どもはいろいろな人の影響を受けて育つ。
家族、先生、友達。
先生だけでもたくさんの先生がいる。
もし私が上手く教えられなくても、誰かが代わりに教えてくれる。
もちろんその逆もあるだろう。
今は気づかないかもしれないけど、私にしかできなかったこともあったと、勘違いでも今はそう思うことにした。
時間が解決してくれることもあるから、
だから、
明日も学校行くよ。