未来の日本の姿にしか思えない
あることがきっかけで久しぶりに本を読みました。
そのあることに関しては今回は詳しく触れないことにします。
きっかけはどっちでもいいので。
とにかく私は近所の本屋さんに行って「奴隷」に関する本がないか、片っ端から本のタイトルを見ていきました。
そこで目についたのが「命がけの証言(清水ともみ)」というウイグル問題について書かれた本でした。
そういえば最近話題になっていたな…。
Twitterで漫画が流れていたような?
「奴隷」に関する本とは少し違うかもしれないけど、ほとんど漫画だったらさらっと読めるだろう。
そんな軽い気持ちで手に取り、家に帰ってさっそく読んでみました。
確かに最後まで手を止めずに読むことはできました。
でも、ずっと手の震えが止まらなかった。
奴隷とか民族弾圧とか、日本には関係ないでしょ?
確かに酷いこととは思ってるけど、だからって私に世界を変える力なんかないんだから。
この本を読むまではずっとそう思っていました。
気づいたら私は震えが止まらない手を力一杯握りしめていました。
まだ自分にもできることあるだろ。
私が何かしたって、
戦争も奴隷もなくならない、
いつだって本当に優しい人は潰されるんだ。
子どもや弱い立場の人は利用されるんだ。
そんなことは分かってる。
でもこれが事実だとしたら、
近い将来の日本の姿にしか思えないんだよ。
まだまだ勉強不足で知識も発信力もほとんどありませんが、でも何かできること私にもあるはず。
結果何一つ変わらなかったとしても、
それでも立ち止まることだけは絶対にしたくありません。