教務の先生とは
ズバリ学級担任ではない先生のことです。
(特別支援学級の担任は教務になります)。
具体的に言うと、校長、教頭、教務主任、事務、養護教諭(保健室の先生)、司書、用務員、担任を持たずに教科だけを教える先生、支援員です。
学校では全部まとめて教務の先生と呼びます。
学校の役割分担をグループで回したりするときなんかは教務、1年、2年、3年、4年、5年、6年みたいに分けたりもします。
それぞれの先生についてさらに詳しく書きます。
◯校長先生
学校という組織を引っ張るリーダーです。
校長先生が教育についてどう考えるかはそのまま他の先生の仕事に影響されることが多いので、非常に重要です。
◯教頭先生
主に学校と学校外部の人をつなげる仕事が多いです。外務大臣みたいな?
来賓対応は教頭先生がします。
あとは人が足りなすぎて困った時に教頭先生が授業をすることもあります。
◯教務主任
その名の通り教務の先生のリーダーです。
校長先生、教頭先生は外部対応が多いので、教務主任が他の教務の先生方に仕事を指示します。学校集会の司会もします。
学年によっては例えば3年生の図工、4年生の理科みたいに教科の授業をいくつか受け持ちます。
学年担任の担任の先生がお休みの場合代わりに授業をすることもあります。
◯事務
学校の事務仕事や電話対応を全てしてくれています。
担任の先生方が使う事務用品や教材を注文してくれます。
あとは他の教務の方と一緒に職員室の整備をしてくれます。
事務の先生が優秀だと職員室が綺麗です✨
◯養護教諭
保健室にいてケガや具合の悪い児童の対応をしてくれます。
学校によっては養護婦がいて、養護教諭のお手伝いをする先生がいます。
◯司書
図書館にいて本の管理や貸し出しをしてくれます。
◯用務員
学校内外の清掃やゴミ出し、学校施設の整備をしてくれます。
冬は全教室の灯油を外から容器に入れて持ってきてくれたり、雪かきもしてくれます。
早い時間に学校に来て学校の門を開けてくれます。
最近知ったことですが、用務員さんは異動がなく、自宅から近いひとつの学校に長く勤務するそうです。
何かがあった時(大雪とか)にすぐにかけつけられるようにだそうです。
◯担任を持たずに教科だけ教える先生
特に名称はないので何と呼んだらいいのか(・・;)
主に理科、図工、家庭科、音楽、外国語など、専門性が必要な教科が多いイメージですね。
あとは給食主任や経振(保護者からの給食費などの振り込みを管理する仕事)、生徒指導なんかを担当しています。
◯特別支援学級の担任
おそらくいろんな学年の子がいるので、特定の学年に所属せず、教務になるのだと思います。
知的学級、情緒学級、病弱学級、肢体学級それぞれに担任がつきます。
◯支援員
正式名称は特別支援教育支援員です。
特別支援学級在籍の児童の学習や学校生活の支援をします。
基本的には特別支援学級の担任の先生に指示をもらいます。
時に交流(学年)学級の先生から指示をもらうこともあります。
こんな感じですかね?
まだ詳しく分かっていない先生の仕事もあるので、分かり次第補足していきたいです。
教務の先生が学校全体を回しているので非常に大事なポジションです。
学級担任ではない教務の先生こそ、子どもの情報交換が大事だと思います。
いろんな視点から子どもを見るのは大切です。
もっと連携が高められたら最高なのになと思う今日この頃です。