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小学校支援員ちょもの日々

小学校で特別支援教育支援員をしています。元中学校の国語の教師。教育や子どもの役に立つことがしたいと思いつつ、何からすればいいか分からず模索中。

1月20日の学習内容

今日の時間割です。

 

①  3年生  音楽

②  1年生  国語

③  5年生  音楽

④  1年生  生活

 

今日はずっとお休みしていた5年生のEさんが3学期初の登校だったので、今日は③校時のことを書こうと思います。

 

教室に入るとEさんはとても元気な様子で安心しました。

 

今日の音楽は楽譜作りから始まりました。

6年生を送る会でうたう歌なのかな?

 

色画用紙を半分に折り、さらに半分に折った楽譜同士を貼る作業です。

 

このなんてことない作業、特別支援の(特に知的学級)子には至難の技です。

 

のりを均一に出すことや、ずれないように楽譜を貼り合わせることが苦手です。

まずは自分でやらせ、のりの出が悪いところ、楽譜がずれた所は支援員の手で直します。

特別支援学級在籍の児童は手先が不器用な子が多いので、支援が必要な場面が多いです。

 

なるべく自分でやらせ、どうしてもできないことは支援します。

 

また担任の先生の授業の進め具合を見ながらの支援なので、全体に遅れをとらないよう、どうしても時間内に終わらせなければならない活動は支援員が代わりに行うこともあります。

 

次に先生のピアノに合わせて音を聞きながらうたってみました。

 

Eさんはうたうのが少し苦手で、その歌は初回ということで音程も分からないだろうと思い、私から大きな声でうたいました。

 

それから5年生は2つクラスがあるのですが、Eさんのクラスは下の音程のパートをうたうことになりました。

メロディーじゃないのでこれは難しい(>_<)

 

休符も多くて、うたい出しが分からないだろうと思い、休符の所は鉛筆で○をつけました。

 

授業が終わった後それを知的学級の担任の先生に報告しました。

 

 

学年やその子の特性によってできることには限界があります。

支援員はそれを見極めてその都度最適な支援をするよう心がけています。