部活動の実態
私は約4年前に中学校で期間採用教員として働いていました。
期間採用教員とはまた後程詳しく説明しますが、簡単に言えば1年契約の教員のことです。
担当は知的学級の担任で、中学2年生に国語の授業をしていました。
それから部活はソフト部の顧問でした。
学生時代は吹奏楽部だったので音楽部を希望したのですがダメでした。
ソフト部に関する知識はゼロだったので、監督の先生が生徒を指導してくれました。
6校時が終わると部活が始まるので、どんなに自分の仕事が終わらなくても行かなければなりませんでした。
部活が終わると18時すぎで、そこでやっと国語の授業の準備やテストの製作をしたりしました。
気づくと21時近くまで学校で仕事をしていたことも少なくありません。
土日も練習や練習試合、公式試合があり毎日学校に来ていました。
学校にいすぎて途中から曜日感覚がなくなりました(・・;)
ソフトに関する知識が全くなかったので、一から勉強しました。
試合の時に保護者の送迎が少ない時は生徒を自分の車に乗せていったりもしました。
部活でたくさんの出会いがあったし、勉強にもなりました。
でも拘束される時間が長すぎて、一歩間違えれば身体を壊していました。
最近では外部コーチとして部活の顧問だけをしてくれる人を積極的に採用している動きがあるそうですが、今中学校で教員をしている知り合いに聞くと、まだまだ全然状況は改善していないそうです。
本来学校は何に力を入れるべきなのか。
そして取り入れるだけではなく、教員一人にできない範囲の仕事はどんどん外部の人に任せるか無くしていくかしないと、教員のなり手は減る一方だと思います。