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小学校支援員ちょもの日々

小学校で特別支援教育支援員をしています。元中学校の国語の教師。教育や子どもの役に立つことがしたいと思いつつ、何からすればいいか分からず模索中。

1月15日の学習内容

今日の時間割です。

 

①1年生 国語

②6年生 算数

③2年生 国語/図書

④1年生 音楽

 

少し気になったことがあったのは①校時の1年生の国語の時間です。

 

特別支援学級の子たちは基本国語と算数は交流学級での授業内容についていけないので支援学級で個別の指導になります。

 

2学期から特別支援学級在籍ではないのですが、交流学級(学年のクラス)の授業内容だと難しいので特別支援学級に国語と算数だけ通級することになった子がいます。

仮にGさんとします。

 

ちなみにGさんは2年生から特別支援学級に在籍することが決まっています。

 

1校時はGさんの国語を支援することになりました。

 

Gさんは入学当初自分の名前が書けず、ひらがなは全て宇宙語?みたいなレベルでした。

周りの先生もこれはちょっとおかしいぞ?みたいな感じになり、保護者との面談の結果支援学級に通うようになりました。

2学期になって何とか自分の名前を書けるようになりました。まだひらがなは習得中です。

 

今日の学習は国語のひらがなプリントをやりました。

 

ひとつ気になったのはGさんはプリントのイラストをクーピーを使ってぬるとき、必ずオレンジ、黄色、黄緑、ピンク?(だったかな?ど忘れ)の4色だけを使ってぬります。

どんなイラストでもこの4色だけです。

 

なぜ?

本人に聞けばただ単に好きな色だからという感じですが…

 

発達に関係あるのかが気になります。

好きな色ってだけでただの思い過ごしなのか?

 

Gくんはものの名前をほとんど知りません。

例えばりすのイラストを見せれば「たぬき!」と答えます。

「り」がつく動物だよとヒントを与えても意味なし(・・;)

 

さすがに最近はりすが分かってきたようです。

動物だけではなく食べ物の名前も分かってません。

サラダのイラストがあったら、「トマト」と答えます。

間違ってはいないのですが、サラダという料理の中にトマトという野菜が使われていることが理解できません。

 

本当は給食の時とかに一緒に食べて教えてあげられたらいいのですが…

今その子は特別支援学級在籍ではなく、特別支援学級在籍の子の支援優先になってしまうので仕方ないですね。

 

なのでものの名前と意味が一致してなくて分からないから、何色をぬっていいか分からない

→結果好きな色でぬっちゃえ!

みたいなことでしょうか?

 

だとしたら実物や写真を見ながら色をぬってみるというのも、ものの名前を覚えるのに効果的な学習になるのかな?

 

分かりませんが。

 

とりあえず色のことは頭の隅に置いておこうと思います。