学校支援員のメリットとデメリット
明日からいよいよ授業が始まります。
初日はとりあえずどこの学級も席替えとか係を決めるといった感じでしょうか?
2年生のとあるベテランの先生はもう2学期中に3学期の係を決めたりしていましたが。
すごすぎる。
今日はざっくり学校支援員の仕事のメリットとデメリットをまとめたいと思います。
支援員の仕事は今の学校で4校目になりますが、地域や学校によって呼び方が違ったりします。
今の学校では特別支援教育支援員が正式名称です。ちょっと長い。
学校支援スタッフとか違う市だと教員補助員と呼ばれることもあります。
勤務の内容はほぼ同じで、基本的には特別な支援を要する児童の学習や学校生活を支援することです。
メリット①は勤務時間が選べることです。
勤務時間は大体大きく分けて一日勤務と半日勤務があり選べます。
私は独身のころは一日勤務で8時半から17時頃まで勤務していました。
今は子供の保育園の時間に合わせて半日勤務で8時半から14時半頃までです。
メリット②は責任のある仕事がないことです。
責任というか授業をすることは一切ないので担任の先生と違い授業の準備をすることがありません。
基本出張はなく、職員会議や研究会にも出ません。
メリット③は夏休みや冬休みなどの長期休みは仕事も休みです。
子どもの支援なので子どもが登校しなければ仕事がありません。
時間のゆとりはかなりあります。
メリット④は教員を目指すための勉強ができる。
全ての人に当てはまるメリットではありませんが、ベテランの先生の授業が毎日見放題です!
次にデメリットです。
デメリット①はその日の細かい仕事内容が分からないことです。支援員は朝の打ち合わせには基本出ません。
私の学校は誰の支援担当とかは決まっておらず、支援学級の担任の先生がシフト表のようなものを出してくれ、1校時は1年生の国語、2校時は2年生の体育みたいな感じで細かい予定を出してくれます。
支援学級3人と支援員3人の6人でまわしていきます。
しかし、いきなり図工の仕上げだけとか途中参加の授業だとそれまでの動きがさっぱり分からないので、前の時間にいた支援の先生に聞いたり、私の学校では支援の様子を細かく記録するファイルがあるのでそれを見たりします。
特別支援学級は連携命です!
デメリット②は給料は少ないです。
時給換算で今は教員免許ありかなしかで給料が決まります。
しかし、来年からは制度が変わって勤務経験日数になります。
扶養に入っている関係もあり、月いくらまでしか稼げないと決まっていて、それを超えると強制的に休みになります。
あと長期休みは子どもが来ないので仕事はなく、その分給料も出ません。
プールに行ったり、学童のお手伝いや夏休みの学習支援などで補填は可能です。
デメリット③は支援学級以外の子の支援もするです。
デメリットかと言われると微妙ですが、たとえ支援員だろうが子どもにとっては先生です。
どの子も担任の先生と同じように質問してきます。
答えていいか分からない時は担任の先生にこっそり聞いたりしています。
デメリット④は担任の先生との相性次第です。
私の経験だと支援学級の先生は穏やかな先生が多いですが、普通学級のクラスの先生だと、支援学級に在籍する児童に対しての対応が違ったりします。
できることはクラスのみんなと一緒にやり、少し無理なことは支援学級で個別に対応してもいいとか、融通がきけばいいのですが。
残念ながら全ての先生がそうではないです。
こうするとなんだかデメリットのが多い?(笑)
稼げる仕事ではないのでずっと子どもと一緒にいても平気な人しかできないと思います。
あと私の中1番大きいのは時間のゆとりと勉強ができることですね。
子どもがまだ小さいのでそこは助かります。
あとこれから通信で小学校教員の免許取得の勉強もできるのでありがたい。
先生方の授業も大変参考になります。
簡単にですがまとめてみました。